
今日は、夢を追いかけているけど結果が出なくて悩んでいる人に向けて、ちょっと書いてみようと思う。別に説教がましいことを言うつもりはないし、私もそんなに偉くない。ただ、20年くらい同じやり方で小説を書いて挫折し続けた人間として、「もしかしたら参考になるかも」と思ったことを残しておきたい。

同じやり方を続けても何も変わらないなら
いつまでも同じやり方で続けていて、何も変わらない。そういう状況がもう何年も続いているなら、この先も何も変わらない可能性があるんじゃないかと思う。
これ、別に「諦めろ」って話じゃない。むしろ逆で、「やり方を変えてみたら?」っていう話。
私の場合、小説を書くのが好きで、ずっと書いていた。でも20年間、ほとんどの作品が途中で挫折した。完成したのは数えるほどしかなかった。正直、時間を無駄にしたのかもしれないと思うこともある。
何が問題だったかというと、自分の力を過信しすぎていたんだと思う。「何も考えずにスラスラ書ける才能が欲しい」と思っていたし、本で書き方を学ぶのは「オリジナリティが失われる」と思い込んでいた。今思えば、ちょっと恥ずかしい。

やり方を変えたら、何かが見えてくるかもしれない
転機が訪れたのは、iPadとnoteアプリを使い始めてからだった。何かにつけてメモを取るようになって、考えを可視化して整理する習慣がついた。
ある時「ストーリーもメモで整理してみよう」と思いついて、試してみたんだ。
それまでは物語を1から順番に考えていたのだが、メモを使うようになってから「1→5→10」という風に、飛び飛びで組み立てる方法を見つけた。特に「10(ラスト)」を最初に決めておくと、そこに向かってストーリーを作れるから、終わらせやすくなった。
そうしたら、今まで途中で止まっていた物語が、最後まで骨組みを作れるようになった。あとはその隙間を埋めるように話を書いていけばいいから、完成までたどり着けるようになったのだ。
実はこのやり方、私の性格にもすごく合っていた。メモを取ること自体が楽しくなったし、整理していく過程も面白かった。ただ、これが万人に合うとは思わない。このやり方が苦痛に感じる人もいるだろうし、それはそれでいいと思う。

「自分を信じる」と「やり方を変える」は矛盾しない
ここで誤解してほしくないのは、「自分を過信するな」って言いたいわけじゃないってこと。
むしろ逆で、自分を信じることは大事だと思う。「自分は素晴らしい作品を生み出せる!」って信じないと、実現もしないと思うから。
でも、何年もうまくいかないのなら、「自分の才能」じゃなくて「自分のやり方」を疑ってみるのもアリなんじゃないかということ。
やり方を変えれば、何かが見えてくるかもしれない。それでも見えなければ、もっと正しいやり方があるかもしれないから探してみる。それでも見えてこなかったら、もしかして今自分のやっていることが正しい道ではないのかもしれない。だから、他の道も試してみる。
もしかしたら、もっと楽しくて、もっと自分に合った道があるかもしれないのに、最初に自分が決めた道を頑として進み続けるのは、非常にもったいないと思う。

「頑張れば報われる」を疑ってもいい
よく「頑張って続ければ、いつかは報われる」って言うけど、これって本当なんだろうか。
もちろん、それを実現している人はいる。でも、ほんの一握りだと思う。冷静になって、自分がその一握りになれるかということを考えてほしい。
その一握りになれるという確信があるのなら、信じて頑張っていけばいいと思う。でも、何年もその状況が変わらないのであれば、考えを改めてもいいんじゃないかと思う。
ただ、ここで大事なのは「趣味」か「生活」かっていう境界線。
もしそれがあなたの趣味であれば、夢が実現しなくても、やっていること自体が楽しいのならやり方を変える必要はないと思う。趣味なんだから、やり続ければいい。
でも、それをやって生活したいのであれば、話は別だ。早急に結果が求められるし、ずっと生活は豊かにならない。だから、考え直すことをお勧めする。
とはいえ、「何年経ったら見切りをつけるべきか?」と聞かれても、正直答えられない。それはその人それぞれの生活によりけりだから。支えてくれる人がいる人もいるし、そうでない人もいる。支えてくれる人がいても、その人が本心では安定した生活を望んでいたら、夢を追い続けることが辛くなる時もある。
人それぞれ環境が違うから、定義はできない。自分の心と周りの環境と相談して、人生を進むしかないのだと思う。

具体的にどうすればいいのか
じゃあ具体的に何をすればいいのかという話だが、私が思いつくのはこんな感じ。
1. メモを取る
今自分がやっているやり方、今困っていること、これからどうなりたいか。細かいことをひたすらメモして可視化する。そうしたら、もっと自分に必要なやり方が探しやすくなると思う。
人間が道具を手にするように、やり方次第で叶う可能性があるから、まず作業ではなく道具探しに着手してほしい。
2. AIに相談する
メモしたことをAIに読み込ませて相談するのもいいと思う。今の時代、こういうツールがあるのは本当にありがたい。
3. 友人に相談する…でも注意が必要
友人に相談するのも一つの手だけど、正直リスクもある。
「いつまでもそんなことやってないで、転職してまっとうな職についたほうがいいよ」 「向いてないよ」 「私は頑張ればいいと思うけど、あなたの周りは何を思うかな」
こういう雰囲気を出されてしまっては、相談したことが逆効果になって、劣等感が生まれ、やる気をなくしてしまう。私自身、何かを始めようとした時に友人に揶揄われた経験があるから、これは懸念として書いておく。
ただ、友人に相談することで、AIには出せない違った角度からの意見がもらえる可能性もある。知り合いを紹介してくれるかもしれないし、同じ夢を目指している人を紹介してもらえて、何かのきっかけになるかもしれない。人とのコミュニケーションによる産物を獲得する可能性があるから、友人に相談すること=悪と決めつけるのも良くないと思う。

20年の意味を今考えること
私は20年を「無駄にしたかもしれない」と思うこともある。でも、「あの20年があったから今がある」とも言い切れない。分岐点の違う道を歩んでみないと、本当のところはわからないから。
ただ、一つ思うのは、若い時の自分はまだ知識不足だったり経験不足だったりしたんじゃないかということ。もし若い時に小説家になっていたら、得られた経験が得られなかったかもしれない。
それに「成功者」に早くからなってしまったら、夢が叶わない人の気持ちや、一般の収入の人の気持ちもわからなかったかもしれない。大衆と同じ生活レベルだったからこそ、今後の創作に活きるものが書けるのかもしれない。
そして、若い時に成功して裕福な暮らしをしていたら、数作品書いて終わっていたかもしれない。でも今は、死ぬまで書いていたいと思っている。
これが正解なのかどうかはわからない。でも、そう考えると少しだけ、あの20年も悪くなかったのかもしれないと思える。
最後に
メモをしたり、AIや友人から得たものをまたメモして、考えながら先に進めることで、良い結果が出るんじゃないかと思う。少なくとも前進はしているんじゃないかと考える。
今やっていることがうまくいかない時、見つめ直すきっかけになればいいなと思って、この文章を書いた。
別に押し付けるつもりはないし、あくまでいち意見として受け取ってもらえたら嬉しい。
何かのヒントになれば幸いです。





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